労働管理

営利事業成立の3要件

私は人事・労務管理の仕組み作りやその運用管理を生業にしていますが、様々な業種や規模そして業歴の顧問先との関わりの中で営利事業が成立し存続していくための普遍的な要件に気づかされます。 それは、営利事業を健全に営み続けるためにはどのような...
給与,報酬

給与体系の合理性

私が顧問先の依頼に応じて人事評価・賃金制度を設計するにあたって現状の給与体系を必ずチェックします。 給与体系は企業ごと業界ごとに異なり一様ではありません。ここでは給与を構成する諸手当の意味合いや合理性・合法性そして時代環境に合致してい...
労働管理

誠実労働義務

近年、労働基準法を始めとする労働者の権利を声高に主張・要求する傾向がとても強くなったように思われます。 この傾向は第一義的にはとても良いことであり「労働条件の最低限度を定めた」労働基準法を遵守することは使用者側にとって本来ならば当たり...
就業規則,賃金規定

就業規則の押さえどころ ①試用期間

前回のブログで就業規則は『性悪説』で設計すると述べました。 今回は不幸にして雇用のミスマッチが生じた場合への備えとして試用期間についてまとめていきます。 皆様の会社の就業規則では試用期間がどのように規定されていますか?私がこれま...
就業規則,賃金規定

就業規則と人事評価制度の関係

私のメインの仕事は人事評価・賃金制度の設計・導入・定着支援です。であるにもかかわらず、顧問先との取り組みにおいて真っ先に行うことは就業規則のチェックです。一見、人事評価・賃金制度と就業規則は無関係にように思えることでしょう。今日のブログでは...
給与,報酬

月給制の成り立ち(月平均の所定労働時間)

新型コロナウイルス騒動はしばらくは収まる気配はありません。この緊急時に対応しなければならないことも重要ですが、私がこのブログを通じて読者に伝えていきたいことは労務管理のレベルアップによる経営管理の強化ですのでそろそろ通常のテーマに戻していき...
時事問題,コラム

ポストコロナウイルス騒動を見据えて

このブログを書いている5月2日時点での報道によればどうやら緊急事態措置による活動自粛はあとひと月は延長される模様ですね。 BtoCの小売業を始め日銭の収入が(ほぼ)断たれて事業存続の危ぶまれる企業が数多く発生し、新型コロナウィルス騒動...
時事問題,コラム

リストラの正しい進め方

リストラは日本では業績不振時に行われる人員整理のことを指す言葉となっていますが本来のリストラとはRestructuringの略語で「事業再構築」を意味します。 そんなことはどうでもいい!今はコロナウィルス騒動で会社存続の間際にありどう...
労働法規,労働行政

年功賃金の終焉

今国会で成立する労働法規の一つに70才定年制があります。  正式には高年齢雇用安定法といい、まずは2021年4月に努力義務で施行されます。しかし、施行後数年ののちには確実に義務化が進められます。なぜなら定年年齢を70才に引...
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